おつかれさまでーす10月3日

のーみん

2009年10月03日 22:44


 おつかれさまです。

 きょうも島嶼学会でした!

 しかも!

 琉球大学資料館の佐々木先生の公演に、

 日頃お世話になっている久米島ホタル館の佐藤館長の公演と、

 ほかにも町長、久米島製糖社長、久米仙社長と、

 面白いメンバー!

 楽しく聞かせていただきました。

 とにかく自然環境の保全を図りながら発展したい、

 というのは世の中のニーズにあわせてあるらしく、

 全体的な流れになっていました。

 いいことだと思います。


 『闇を切り裂く言葉』

 「知りません」といってすまされる事柄は数多くあるが、

 現在、そして未来に生きようとする者にとって、

 「自然」についての無知は、絶対に許されない。

ーー吉良竜夫『生態学からみた自然』より

 高校のとき、文芸部で小説を書いていた。

 小説の世界では何でも許される。

 スーパーマンな主人公、無茶な物理法則。

 そういう世界ではどんな価値観だって許される。


 農業を始めて、思うこと。

 それは、都会に生きるということが、

 現実に生きるより、

 小説の中に生きるほうに近い気がするということ。

 多様な価値観、何があたってて何が間違っているのか

 実際の経験がないまま、判断基準のないまま、

 情報に翻弄されてきたように思う。

 農業は徹底的に自然相手だから、

 否応なしに受け入れざるを得ない部分がある。

 そしてその部分が人々の共通性につながるんだなって

 今は思う。

 そう感じるようになって、

 吉良先生の言葉は、より重さを増すようになった。



 実際に農に触れて、救われた部分って、

 こういうところにも相当ある。

 翻弄されるのって疲れるから、

 自然はうそつかないから。

 だからそんな自然に、農に、

 恩返しがしたいな。

 うし、明日もネットワーク作り、

 がんばります!

 メザセン!


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