メザセン! のご挨拶
えぇっと、久米島で農業をはじめようというのーみん、こと与儀大志です。
なにものかと分からないと思うので、ひとまず自己紹介を。
よぎたいし
出生 1985年10月7日
沖縄県那覇市で育つ。
古蔵小学校→古蔵中学校→那覇高校→
浪人(Via)→琉球大学農学部、林業政策研究室
そして現在、久米島にて農業をする。
中学校のとき出会った宮沢賢治の映画があった。
『学問と農業現場の格差』に挑戦する宮沢賢治をみて心底かっこいいと思った。
同じ時期に立花吉茂著『植物屋のこぼれ話』を読んで、これからの時代は植物だ!! と勝手に盛り上がる。
高校3年、最後の年。
『3年生のときに、想い出の祭りがないのはいやだ。伝統なんて捨てて、おれたちの祭りを作る!』
体育祭→文化祭→何もない年、このローテーションに反旗をひるがえした同期生を面白がって、
本気で行事に参加した。色んな理由で押さえつけられたけど、苦しかったけど、学校が動いた!
いままで何も出来ないと思っていた。でも、学校が、世界が動いた。
成功とは言い難いけど、祭りが起きた。
こんな自分でも、何かが出来ると思った。
植物学者か農業か、そう思いながら琉球大学に入学。
本当に、大学では色んな学びがあった。
大事に思う人を傷つけてしまったり、
素晴らしい先生や先輩たちとの出会いが会ったり、
かけがえのない友達と出会えたり、
迷惑をかけながら、でも後悔のない4年間をすごせたと思う。
まわりの人たちのおかげだと思う。本当にありがたい。
そして
農業を中心に学んだ大学時代。
一つ、確信に満ちた答えが出た。
農業に関する問題はいろいろ分かってきているし、
解決策も提案されてる。
でも何も進まないのは、誰もやらないから。
現場が変わらなければ、何も変わらない。
じゃあ、僕は現場に行くよ。
犠牲になるわけじゃない。
正義のためでもない。
農業が好きだから。
だから、これが僕の仕事だ。
色んな人に迷惑をかけてきた。色んな人からご恩を受けてきた。
そして成長させてもらった自分がいる。そうやってこれからも成長していくんだと思う。
みんなから受けた、受け継がれてきた恩を、僕で止めるわけにはいかない。
かならず恩返しの出来る自分になりたい。おなじ世代を生きるみんなに。これからの世代を生きるみんなに。
だからこそいま、僕はここ、久米島で農業をする。
誰かを助けられる自分になりたい。
最後に人を守るのは、高度で原始的な技術たちだと思う。
たぶん百じゃ足りない。 だから、千の仕事ができる、千姓を目指すのだ!
目指せッ! 千姓!
メザセンぶろぐ、はじまり!