メザセン! のご挨拶

のーみん

2009年08月06日 23:25

 えぇっと、久米島で農業をはじめようというのーみん、こと与儀大志です。

 なにものかと分からないと思うので、ひとまず自己紹介を。

 よぎたいし
出生 1985年10月7日
沖縄県那覇市で育つ。
 古蔵小学校→古蔵中学校→那覇高校→
    浪人(Via)→琉球大学農学部、林業政策研究室
 そして現在、久米島にて農業をする。

 中学校のとき出会った宮沢賢治の映画があった。

『学問と農業現場の格差』に挑戦する宮沢賢治をみて心底かっこいいと思った。

 同じ時期に立花吉茂著『植物屋のこぼれ話』を読んで、これからの時代は植物だ!! と勝手に盛り上がる。

 高校3年、最後の年。
『3年生のときに、想い出の祭りがないのはいやだ。伝統なんて捨てて、おれたちの祭りを作る!』
 体育祭→文化祭→何もない年、このローテーションに反旗をひるがえした同期生を面白がって、
  本気で行事に参加した。色んな理由で押さえつけられたけど、苦しかったけど、学校が動いた!

 いままで何も出来ないと思っていた。でも、学校が、世界が動いた。

 成功とは言い難いけど、祭りが起きた。

 こんな自分でも、何かが出来ると思った。

  植物学者か農業か、そう思いながら琉球大学に入学。

 本当に、大学では色んな学びがあった。

  大事に思う人を傷つけてしまったり、

  素晴らしい先生や先輩たちとの出会いが会ったり、

  かけがえのない友達と出会えたり、

  迷惑をかけながら、でも後悔のない4年間をすごせたと思う。

  まわりの人たちのおかげだと思う。本当にありがたい。

 そして

  農業を中心に学んだ大学時代。

  一つ、確信に満ちた答えが出た。

  農業に関する問題はいろいろ分かってきているし、

  解決策も提案されてる。

  でも何も進まないのは、誰もやらないから。

  現場が変わらなければ、何も変わらない。

  じゃあ、僕は現場に行くよ。

  犠牲になるわけじゃない。

  正義のためでもない。

  農業が好きだから。

  だから、これが僕の仕事だ。
 


 色んな人に迷惑をかけてきた。色んな人からご恩を受けてきた。

 そして成長させてもらった自分がいる。そうやってこれからも成長していくんだと思う。

 みんなから受けた、受け継がれてきた恩を、僕で止めるわけにはいかない。

 かならず恩返しの出来る自分になりたい。おなじ世代を生きるみんなに。これからの世代を生きるみんなに。

 だからこそいま、僕はここ、久米島で農業をする。


 誰かを助けられる自分になりたい。

 最後に人を守るのは、高度で原始的な技術たちだと思う。

 たぶん百じゃ足りない。 だから、千の仕事ができる、千姓を目指すのだ!


 目指せッ! 千姓!


 メザセンぶろぐ、はじまり!